【Blazor】 RenderFragmemtの使い方
- RenderFragmentとは?
- RenderFragmentを使ったコンポーネントを作成
- コンポーネントを使ってみる
目次
RenderFragmentとは?

簡単な例を用いて説明します。 例えば、下図のような2つのコンポーネントがあったとします。 このコンポーネントが異なっているのは、AとBの部分なので、赤と青の部分は共通化することができます。 AとBの部分は画面によって異なるので、ページ毎に決める必要があります。 ページ毎に異なる部分を変数として扱うことができるのがRenderFragmentです。
RenderFragmentを使ったコンポーネントを作成

早速ですが、RenderFragmentのコンポーネントを使用したコードを作成していきましょう。
@* RenderFragmentを使用したコンポーネント例 *@
<h3>RenderFragmentComponent</h3>
@* 実装先で内容を決める部分 *@
@ChildContent
@code {
/// <summary>
/// 実装先で指定するページの固有部分
/// </summary>
[Parameter]
public RenderFragment ChildContent{ get; set; }
}
@code部分にRenderFragment型でChildContent(名前は何でもOKです)を宣言します。 その際、[Parameter]のアノテーションを忘れないように注意してください。 宣言できたら、実装先で内容を決めたいレイアウト部分に @ChildContentと書きます。これでRenderFragmentを使ったコンポーネントは完成です。
コンポーネントを使ってみる

このコンポーネントを使って、試しにページ作成してみます。
@* RenderFragmentを使用したコンポーネントの使用例 *@
@page "/renderfragmenttest"
<Blazor_RenderFragment.Components.RenderFragmentComponent>
<ChildContent>
<div>実装先のコンテンツ</div>
</ChildContent>
</Blazor_RenderFragment.Components.RenderFragmentComponent>
先ほど作成したRenderFragmentComponentという子コンポーネントで全体を囲みます。 さらに、その中にパラメータで指定した変数名と同じタグChildContentで囲みます。 ここにページ固有の実装内容を書いていきます。
これで完成になります。それでは実行してみます。
うまく実装できているのが、確認できました。 RenderFragmentを利用すると、コードの再利用性が上がりますので、是非使ってみてください。
この本では、Blazorの基本から高度なテクニックまで、実際のプロジェクトに役立つ知識を網羅しています。 初心者から経験者まで、Blazorを扱うすべての開発者にとっての必読書です。 この記事の執筆者も参考にした「Blazor入門」で、あなたのBlazorスキルを飛躍的に向上させませんか?
合わせて読みたい

JavaScriptから.NETメソッド呼び出しの方法
BlazorとJavaScriptの相互運用について詳しく解説します。JavaScriptからBlazorの.NETメソッドを非同期で呼び出し、結果を取得・更新する具体的な方法をコード例で紹介。JavaScriptと.NETのシームレスな連携を実現します。
更新日:2024/06/06

属性スプラッティングの使い方
Blazorの属性スプラッティング機能は、コンポーネントに複数の属性を一括で適用し、コードの再利用性を向上させるための手段です。基本的には、@attributesを使用し、属性と値のペアを格納したIDictionary<string, object>型を渡します。非文字列型の属性値もサポートしており、コンポーネントでも属性スプラッティングが利用可能です。ただし、属性の優先度に注意が必要です。これにより、Blazorアプリケーションの開発効率と柔軟性が向上します。
更新日:2023/07/19